「光電融合デバイス」量産へ、NTTのIOWN関連情報第3弾 真夏の果実♪

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今回は、科学技術立国日本の面目躍如テクノロジー”IOWN”関連情報、以下のブログ2本に続く第三弾です。

2022年12月5日のブログ「次世代の情報通信基盤NTTのIOWN」

2023年4月30日のブログ「次世代通信規格6Gの世界標準を目指すNTTのIOWN関連情報第2弾」

「光電融合デバイス」量産へ、NTTが売上高2000億円狙う

 標題の記事と下の画像は、 2023年06月19日に日刊工業新聞に掲載された記事です。

壮大な構想の割に売上高2000億円と、いささか保守的過ぎるような気がしますが、光電融合と言われてもピンと来なかったので、この記事の画像を見て朧げにイメージが湧いてきました。

光を透過させる素子を回路に焼き付けて、電気の代わりに光波を操作するのでしょうか?

IOWNは、低消費エネルギーという特徴を持つ光技術を、コンピューティング基盤から通信に至るまで活用し、世界の情報通信基盤を根本から変えていこうという壮大な構想で、目標とする電力効率は現在の100倍、伝送容量は同125倍、エンド・ツー・エンドの遅延は同200分の1と野心的な目標を掲げています。

頑張れ日本!💖

 

光電融合デバイスの要素となるコア技術「光トランジスタ」

 

以下は、2023年~2030年にかけて予定されているIOWNのサービス展開に関する開発フェーズです。

年を追うごとに、光電融合レベルは進化して使途も広がって行くようです。

上の画像はIOWN3.0の試作でしょうか?

 

以下は本年6月19日付け日刊工業新聞の記事です。

NTT半導体チップの信号処理を電気ではなく光で行う「光電融合デバイス」の試作ラインを立ち上げ、2025年度に生産を始める。同社傘下の製造会社の拠点を活用しつつ、需要に応じて国内で新拠点を設ける可能性もある。同デバイスはNTTが掲げる次世代光通信基盤の構想「IOWN(アイオン)」の中核となる技術で、通信に使う消費電力の低減が見込める。29年度に量産する予定で、同年度に2000億円の売上高を目指す。

NTTは光電融合デバイスの事業化に向け、12日にNTTイノベーティブデバイス(東京都港区)を新設した。同社は8月に光電子部品・通信機器の開発・製造を手がけるNTTエレクトロニクス(横浜市神奈川区)との統合を予定。試作ライン構築に向けては同社の拠点を活用するほか、新拠点も検討する。

量産時期は29年度で、27年度までに道筋を付ける。自社製造か、外部委託するのかは検討中。まずはウエハーからチップを切り出し、パッケージングする「後工程」の製造技術を確立する。後工程分野のメーカーと連携して量産計画を進める。

NTTは25年度に半導体のボード(基板)間で、29年度にはチップ間で通信路を光化。30年度以降にチップ内の光化を目指す。これにより電力効率を従来比100倍に高める。

日刊工業新聞 2023年06月19日

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