6月5日のブログで相模原公園を紹介しましたが、今日は同公園のサカタのタネグリーンハウスで明日10日まで開催されている「スリーディメンション」立体絵画展のお話しです。
「スリーディメンション」立体絵画は、17世紀のイギリスで流行した工芸・デコパージュが移民と共にアメリカに渡り、その後20世紀にアメリカ各地に駐在していた日本企業の婦人の手により発展したそうです。
日本の女性は器用で忍耐強い方が多いですからね、流石(さすが)!
材料は、数枚の同じ絵柄のプリントやカードをパーツごとに切り抜き、表情をつけて平面の絵を立体(3D)にしていく工芸だそうです。
日本には30年程前に渡来し愛好家が増えているようです。イギリス→アメリカ→日本と海を渡り、日本人の器用な手先によりペーパークラフトの域から昇華して紙の芸術と言わるようになりました。
絵の持つ遠近を考慮してリアルで臨場感のある立体画を構築していくところが「スリーディメンション」立体絵画の面白さのようです。
作品は少し奥行きのあるガラス張りの額縁に入っているので、窓から差し込む光の反射がガラスに写りこんでいます。でも、それはそれで面白いかなと思いました。
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