核融合炉建設へ、古河電工が「HTS線材」供給 元気です❤ ♪

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球状トカマク炉に必須の高温超伝導(HTS)磁石の線材となるHTS線材 

 

2022年12月16日付けブログ「核融合でエネルギー純増、米政府が「画期的成果」発表で、米ローレンス・リバモア国立研究所が核融合を起こすために使用したレーザーエネルギーより大きなエネルギーを生み出す「核融合点火」に成功したニュースをご紹介し、私も驚嘆しました。

 

今回は、じわっと身にしみるニュース日刊工業新聞の2023年01月13日付け「核融合炉建設へ、古河電工が「HTS線材」供給」をご紹介します。

 

英国のベンチャー企業「トカマク・エナジー」の核融合実験炉ST40に使う高温超伝導(HTS)磁石に使うHTS線材を古川電工が納入しているという地味なニュースですが、核融合炉が少しだけ私たちの生活に近づいていると感じました。

核融合発電は50年?も前から夢のエネルギーと目され、実用化には、あと30年はかかると最近まで言い続けられてきましたが、そろそろ10年以内位に実証炉が完成するかも...

 

それにしても、リチュームイオン電池やQRコード等々その他多数、日本の科学技術の発明・発見が世界のいたるところで最先端技術の進歩に貢献しているニュースを読むと嬉しくなりますね💖

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以下、2023年01月13日付け日刊工業新聞(ネット記事)からの抜粋です。

古河電気工業は12日、英トカマクエナジーと核融合炉で用いる高温超電導(HTS)線材の供給契約を結んだと発表した。球状トカマク炉の低価格商用化や世界展開に必須のHTS磁石に、古河電工のHTS線材が用いられる。古河電工と同社子会社の米スーパーパワー(ニューヨーク州)は、核融合炉の建設に必要な数百キロメートルに及ぶ量のHTS線材を数年にわたり、トカマクエナジーに供給する。核融合エネルギーの推進に向けて両社の関係を強化する。

トカマクエナジーが推進する先進核融合原型炉「ST80―HTS」は、世界で初めて実機規模を持つ高磁場球状のトカマク型核融合炉となる。この装置に古河電工のHTS線材が用いられる。トカマクエナジーは、2030年前半をめどに、200メガワットの正味電力を供給する計画。1億度C以上の超高温に達する核融合燃料を閉じ込めて燃焼させるには、トカマクエナジーが手がけるHTS磁石が不可欠となる。

HTS線材の生産を手がけるスーパーパワーは、ST80―HTS用のHTS線材の製造をすでに開始し、一定量を納入した。

トカマクエナジーのST―E1パイロットプラントや将来の商用核融合炉に必要な線材の量産拡張に向けて、設備の拡張計画の検討も始めた。

トカマクエナジーは商業核融合エネルギー開発を担う。球状トカマクやHTS磁石の複合開発で、商業核融合の世界展開を追求している。

2019年12月24日付けNewsweek日本版に掲載された建設中の中国核融合実験装置「HL-2M」です

工事現場の足場に使うような鉄パイプが一見無造作に囲み、大掛かりなITERに較べて小ぶりに見えるこの核融合炉が摂氏2億度を達成するのかと思うと、かえって驚きです。(再々掲)

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