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(施工事例)川崎市の新築物件 断熱施工Vol.Ⅲ屋根裏編 あなた♪

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川崎市で建設中のお家の断熱施工に続き、3回目最終レポートは屋根裏へのセルロースファイバー吹き込み施工です。

4日間の施工最終日は、屋根なりに貼る不織布の残り1/3とセルロースファイバー吹き込み、及び吹込み穴を塞ぐ作業と清掃です。

 

これでこのお家は床下、壁、天井裏と外気に触れる外側は全てセルロースファイバーで断熱されたので防音、蓄熱も素晴らしいと思います。

なにより、調湿するので過剰な結露が発生せず上質な無垢材で造られたこのお家は長持ちするでしょう。

おまけに、セルロースファイバーはバーナーで燃やしても炭化するだけで燃えないので防炎効果も抜群です。

 

セルロースファイバーは、ウレタン断熱材のように不完全燃焼で猛毒の青酸ガスを発生するようなことはありません。

写真ではそれ程大きくないお家なのに「一酸化炭素中毒で逃げ遅れて焼死」と新聞記事で見ることがありますが、実際はウレタンが不完全燃焼時に発生する青酸ガスで全身がマヒして、動けなくなり焼死すると言われています。

 

 

屋根なりに、不織布を貼り終わりました。

(画像左上)

約20㎝厚でキツキツに吹き込むので、夏の炎天下でも室内は快適に過ごすことができると思います。(画像右上)

吹込み穴からはみ出たセルロースファイバーが見えますが、この後不織布で塞ぎます。(画像左)

 


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NTT次世代技術「IOWN」 第5弾、ブロードコムが部品供給 省電力実現急ぐ Merry Christmas Mr.Lawrence♪ (金, 10 10月 2025)
YouTubeよりコピー       さて、高市早苗氏が自民党総裁に就任したばかりですが、早速アメリカのトランプ大統領は高市総裁にエールを送り、中国は尖閣領海侵犯を急に控え、ロシア議員は北方領土訪問を中止したようです。 また、日経株価が史上最高値を昨日更新し、日本人2人が本年度のノーベル生理学・医学賞と化学賞をそれぞれ受賞する吉報まで届きました。    そんな日本の本気が発露する中、科学技術立国日本の面目躍如テクノロジーIOWN(光電融合技術)の関連部品生産に関する国際的な動きが見えてきたようです。   NTTが主導するIOWNは、通信遅延時間200分の1、伝送容量125倍、消費電力100分の1にする次世代技術として、来る本格的なAI社会になくてはならない社会インフラになりそうです。   今回は、以下のブログ4本に続くIOWN関連情報、第5弾です。   2022年12月5日「次世代の情報通信基盤NTTのIOWN」 2023年4月30日「次世代通信規格6Gの世界標準を目指すNTTのIOWN関連情報第2弾 2023年8月4日「光電融合デバイス量産へ、NTTのIOWN関連情報第3弾 2024年3月14日「光電融合デバイスIOWN」で目指す世界標準 iモードの教訓糧に、NTTのIOWN関連情報第4弾 今回も日本経済新聞の記事から、私が気になったIOWN最新レポートをご初回します。    〖引用〗 NTT次世代技術「IOWN」、ブロードコムが部品供給 省電力実現急ぐ 日経電子版 2025年10月6日 19:30 NTTは6日、開発を主導している次世代の光通信基盤「IOWN(アイオン)」の戦略について説明会を開いた。中核となる機器の生産体制に米半導体大手のブロードコムや新光電気工業など国内外の半導体企業が参画することを表明した。2026年度からコンピューターの電気配線を光配線に置き換えて省電力化する機器の販売を始める。IOWNの普及に向けた実用化への段階が一つ進む。   「社会の消費電力を減らしていくことがIOWNの意義だ。その『本丸』となる製品になる」。NTTの島田明社長は新製品の位置付けをこう強調した。 NTTが来年度の発売を計画しているのは「光電融合デバイス」と呼ぶ電気信号と光信号の変換機器だ。サーバー内部の電子基板(ボード)に搭載し、他のボードとの間のデータ伝送に減衰の少ない光信号を使えるようにする。 NTTが開発を主導する「光電融合デバイス」(6日、東京都千代田区) 機器はNTT子会社のNTTイノベーティブデバイス(横浜市)とブロードコムが供給する回路部品を、新光電工のパッケージ基板に実装してつくる。 説明会では、NTTの星野理彰副社長が台湾の通信機器大手アクトン・テクノロジーが光電融合デバイスを組み込んだネットワーク機器を開発・販売する方針も示した。省電力や発熱が低いことを売りに、クラウドの大手事業者やサーバーのメーカーなどに採用を働き掛ける。 古河電気も今後参画か NTTはさらに28年をめどに、ボードに組み込んだ半導体や部品を直接光でつなぐ次世代品を投入する計画だ。この製品の開発や量産体制の構築には、古河電気工業も協力するもようだ。 NTTは1960年代から取り組む光技術の研究開発の集大成として、2019年にIOWN構想を打ち出した。23年にはデータを光信号のまま伝送する通信サービスを始めた。光信号と電気信号を併用する従来の光回線に比べて高速でデータ伝送が遅延しにくい点を強みにする。 通信設備から半導体に――。光電融合デバイスは光技術をコンピューター内部の処理に応用するものだ。通信インフラとしての側面が強かった従来のIOWNのイメージを塗り替え、活用範囲が半導体や電子部品の領域まで広がる契機となる。消費電力をIOWNなしと比べて100分の1にする目標を掲げる32年の「IOWN4.0」実現に一歩近づいた。 AI開発競争も支える 省電力を急ぐ背景には人工知能(AI)の急速な普及がある。膨大なデータ処理を担うAI向けのデータセンターは電力消費も多い。 国際エネルギー機関(IEA)は、AI普及に伴い、30年にはデータセンターの電力需要が現在に比べて2倍以上の945テラ(テラは1兆)ワット時に膨らむと予測する。これは日本の電力総消費量に匹敵する規模になるという。電力問題は日本がAI競争に勝ち抜くために避けて通れない大きな課題だ。 「光電融合」は切り札の先端技術として世界で期待が高まる。これまで日本勢が先行し強みを蓄積してきたが、足元ではエヌビディアなど米国勢が競争に名乗りを上げる。様々な科学分野で世界の覇権を狙う中国勢も注力分野と位置付け始めた。 NTTは対応する機器をいち早く商品化して、実装も含めた技術開発で世界をリードする狙いだ。だがIOWNは「全く新しい市場だ」と島田社長はいう。今回、ブロードコムをはじめ半導体などのメーカーとの協力体制も明らかになった。IOWN経済圏の構築につなげられるか。第2幕が始まった。   (高槻芳)  〖引用解除〗 光電融合デバイスの要素となるコア技術「光トランジスタ」
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(施工事例)日米文化が融合した軍港の街、横須賀の二世帯住宅をセルロースファイバーで防音施工 Skeletons♪ (Tue, 07 Oct 2025)
YouTubeよりコピー   三浦半島に位置し、東京湾と相模湾に囲まれた自然豊かな環境と都会的な利便性を併せ持つ横須賀市の二世帯住宅が今回のセルロースファイバーでの防音施工の現場です。 そこは葉山御用邸にほど近い高台に建ち、2階のベランダからは相模湾が眺望できる景勝地でした(下画像)   高床式の鉄骨構造で床下が1.8m程の高さが有り、セダンであれば余裕で駐車することができます。 なので、床下の風通しが良く湿気やシロアリに強いお家とお見受けしました。   お施主様は、2世帯住宅の堺となる隔壁の防音対策を目的にセルロースファイバーによる施工を選ばれたようです。 セルロースファイバーは防音効果だけでなく調温・調湿の機能性も高いのでお部屋全体の快適性にも多大な貢献ができると思います。   相模断熱HPをご覧になってお施主様から直接お問い合わせを頂くことが多く、一昨年11月に行った葉山の断熱施工のお仕事もそうでした。 しかしながら今回は、その時のご縁で同工務店の社長様からお声をかけて頂きました。 そして前回同様に、同工務店の社長御自らセルロースファイバーを壁に吹き込み、相模断熱からは人工2人がサポートする3人体制で臨みました。 理想の断熱材であるセルロースファイバーの魅力を一層深くご理解頂けたと思います。   防音施工箇所は階段の向こう側にある世帯のお部屋と各ユニットバスの隔壁面です。 ⇓下2点は、不織布を貼る前の階段と玄関の画像です。
  下の動画は、吹込み機にセルロースファイバーを投入する相模断熱スタッフと、不織布を張った階段部等の隔壁を工務店の若社長御自らセルロースファイバーを吹き込んでいるところです。 2年前の施工でも同社長は、お施主様の喜ぶさまを思い浮かべながらセルロースファイバの吹き込み作業に没頭されてましたが、この工務店様は本物だと実感しました。   階段を登った2階裏手にある壁(⇓下画像)も他世帯との隔壁なので防音施工しました。 同隔壁の上部には、直径8cmの穴4つを工務店様の大工さんが予め開けてくれており、相模断熱の人工が薄いビニール製のホース状の袋を同穴から3m程奥に挿入しセルロースファイバーを壁の底まで吹き込みました。   同ビニール製ホースを使った吹込み時のコツは、セルロースファイバーを吹き込みながらビニール製ホースを徐々に引き出しセルロースファイバーが同ホース内で詰まらないようにすことです。 そうしないと、ビニール製ホースの中でセルロースファイバーが詰まり壁の奥底へ吹き込むことができなくなります。 なので、セルロースファイバーがホース内を流れるように吹き込まれているかを常に監視しながらビニールホースをタイミング良く引き出して行かなければなりません。   ⇑上の画像で社長がチェックしているのは階段吹抜け部の天井裏です。 ⇓下の動画では、同階段吹抜け部の天井裏にセルロースファイバーをフカフカの状態で既存のグラスウール断熱材の上に吹き積もらせてます。 セルロースファイバーを吹き積もらせた天井裏の面積は一部分ですが、夏場の夜間にセルロースファイバーが吸湿した水蒸気を昼間の灼熱で天井裏に放出し、水蒸気が雲のように輻射熱を吸収してくれるはずです。   ⇓下の編集動画は、二世帯住宅に向き合うように設置された2つのユニットバスの各点検口から互いの隔壁にセルロースファイバーを吹き込んでいるところです。
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