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川崎市で建設中のお家の壁断熱施工に続き、3回目最終レポートは屋根裏へのセルロースファイバー吹き込み施工です。
4日間の施工最終日は、屋根なりに貼る不織布の残り1/3とセルロースファイバー吹き込み、及び吹込み穴を塞ぐ作業と清掃です。
これでこのお家は床下、壁、天井裏と外気に触れる外側は全てセルロースファイバーで断熱されたので防音、蓄熱も素晴らしいと思います。
なにより、調湿するので過剰な結露が発生せず上質な無垢材で造られたこのお家は長持ちするでしょう。
おまけに、セルロースファイバーはバーナーで燃やしても炭化するだけで燃えないので防炎効果も抜群です。
セルロースファイバーは、ウレタン断熱材のように不完全燃焼で猛毒の青酸ガスを発生するようなことはありません。
写真ではそれ程大きくないお家なのに「一酸化炭素中毒で逃げ遅れて焼死」と新聞記事で見ることがありますが、実際はウレタンが不完全燃焼時に発生する青酸ガスで全身がマヒして、動けなくなり焼死すると言われています。



屋根なりに、不織布を貼り終わりました。
(画像左上)
約20㎝厚でキツキツに吹き込むので、夏の炎天下でも室内は快適に過ごすことができると思います。(画像右上)
吹込み穴からはみ出たセルロースファイバーが見えますが、この後不織布で塞ぎます。(画像左)
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2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅳ& 新秘密基地計画 Just Say I Love You❤ (火, 17 6月 2025)゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚。:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ YouTubeよりコピー 私の自宅兼ショールームの2階南東ベランダは少し幅が広いので、夏は直射日光で火傷するほどタイルが高温になります。 なので、布を敷いて散水し、気化熱効果(打ち水)で冷却する試みを始めました(以下の3つのブログで紹介) 晴天の夏は35℃越えの猛暑が当たり前になりつつ有る昨今ですが、試行錯誤しながらも私のベランダ気化熱対策4回目となる本年度版をご紹介します。 2022年7月6日 「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!」 2022年7月30日「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅱ」 2024年8月7日「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅲ」 第三段では、ベランダにスダレと黒い布を張って日陰効果を確認し、その有り難さを実感しました! 直射日光の当たる部分は散水前の乾いた布の上だと本当に火傷する熱さですが、散水するとぬるいお湯位に感じ、スダレで日陰になった足元ではひんやり冷たさえ感じました。 散水効果の温度変化計測は2022年7月30日付けブログ「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅱ」を見ていただくとして、今年の改定版は以下の通りです。 1.昨年スダレとして使った大きな黒い布はベランダに敷くことにしました。 2.ベランダの奥は布を敷かずタイルのままにして毛布等を高温乾燥させるスペースとして敢えて残しました。(これで、見栄えも少し改善されたような気がします。) 3.スダレはもう少し暑くなったらサッシ枠レールを利用して取り付ける予定です。









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屋根裏断熱は最も効果的!Vol.Ⅱ改定版 NIGHTS OVER TOKYO♪ (Wed, 28 May 2025)
You Tubeよりコピー 2019年6月15日のブログ「屋根裏断熱は最も効果的!」でお話したことに加えて、私がショールーム兼自宅で8年近く暮らして感じたことを今回はお話します。 屋根裏をセルロースファイバーで断熱すると、夏の猛暑日でも木陰にいるみたいに天井からの輻射熱を大幅に低減してくれるので、数ある断熱箇所(壁や床下等々)の中でも屋根裏断熱は室内の快適性を改善する効果が一番高いと上述のブログでお話しました。 私のショールームの屋根裏には、約30㎝厚みでフカフカのセルロースファイバーを吹き積もらせています。 そのお陰で、夏季の灼熱の太陽熱で熱く焦がされた屋根から室内に向けて発する高温の輻射熱が室内で感じられず、窓を全開にして扇風機で室内に爽やかな風を通します。 そのため、最高気温が35℃以上でない限り夏でも冷房なしで扇風機で涼を取れます。 流石に外気温度が35℃以上だと扇風機の風が生暖かくなり、日中はシャッターを閉めて冷房を23℃に自動設定して述べ1時間30分程つけますが(30分間付けて1時間後に再度付ける感じ)、31畳の2階の居間は冷房を付けて15分程で寒くなるくらいです。 夏季は、主に夜間の室内活動(人体、調理、風呂等々)から発する湿気を屋根裏のセルロースファイバーが吸収し、太陽光線が屋根に降り注ぐ日中に屋根裏のセルロースファイバーが吸湿した水蒸気が太陽の輻射熱を吸収します。 まるで雲が太陽の熱エネルギーを吸収して曇りの日は暑さが和らぐのと同じみたいです。 つまり、夜間にセルロースファイバーが吸湿した水蒸気が、昼間に太陽熱エネルギーを吸収し活発に浮遊し始めると、屋根裏空間に水蒸気が充満して太陽の輻射熱を雲のように吸収し続け、その後、さらに激しく運動する水蒸気分子は屋外へ逃げて室温を下げてくれます。 冬季は、室内暖房で暖められた湿度の高い暖気が上昇しますが、屋根裏に吹き積もったセルロースファイバーが同水蒸気を吸湿し蓄熱すると共に、隙間なく吹き積もったセルロースファイバーが上昇気流をブロックするので室内は暖かく保たれます。 自重の13%もの水蒸気を調湿するセルロースファイバーは、他の断熱材や建材にはないダントツの調湿性能を持ち合わせています。 私は、ヘーベルハウスで造ったこのお家で8年近く暮らし、軽量鉄骨造りという断熱的にハンディのある建築構造ですが、ヘーベルハウスから引き渡し後にセルロースファイバー断熱施工を無理やり行うという、断熱施工としては間欠部分の多い不完全な状態にありながらも、これだけの断熱性のを発揮するセルロースファイバーに驚きます。 熱伝導率だけを見れば、ウレタンフォーム0.024に対しセルロースファイバーは0.04で一見劣りしますが、熱貫流率U値は空気を繊維間に多く蓄えたセルロースファイバーが0.5に対しウレタンフォームは0.53とセルロースファイバーの方が実際の断熱性能は高いのです。 加えてセルロースファイバーは、この数値だけでなく、新聞を綿状にほぐしているので驚くほど調湿機能を持っていて、上述のようにセルロースファイバー内の水蒸気が蓄熱したり輻射熱を吸収したりするので期待した以上に快適に暮らせています。 それに、セルロースファイバーの一番の長所は無類の調湿性能で結露を防止してくれることです。 結露は万病の元と言われるカビを発生させるだけでなく、家屋の柱等の構造材を腐らせて日本の住宅を短命にしてきました。 昔の家は気密性が低く室内外の温度差が小さかったため結露とカビが発生しにくかったので、本物の無垢材を使った古民家は100年以上長持ちしています。 しかし、気密性を重視する現代の家屋は、夏と冬に室内外の温度差が大きくなり(夏の室内は涼しく冬の室内は温かい)は、結露が発生し易いのです。 結露の発生原理は、空気中の水蒸気が温度の低い面に当たると飽和状態になり気体から液体になることです。 冬の結露を例に取ると、温かい室内空間に蓄えられた絶対湿度の高い水蒸気が外気で冷やされた窓ガラス表面の室内側で飽和状態となり結露します。 夏の壁内結露は更に厄介です。 透湿性の低いビニールクロス等を壁紙に使用していることの多い現代の家屋では、長時間の冷房で室内壁が冷やされ、外気から壁内に侵入した高湿の水蒸気がビニールクロスの裏側でせき止められ、室内壁の裏側(壁内)の面に結露しすることがあり、蒸発量より結露量が多いと壁内に結露が溜まり構造駆体を腐らせる原因になります。 お家の快適性能と健康性能を高めるためには、調湿性や透湿性は無くてはならない要素なのです。 (セルロースファイバー断熱の実際の性能を知るご参考として、私の自宅兼ショールームで1年間計測した室内外の気温・湿度をご参照下さい。) 下の動画は、お客様のお家の天井裏にセルロースファイバーを約30cm厚みで吹き込んだ時のものです。 下の画像は、私のお家にセルロースファイバーを吹き込んた様子を綴ったブログ画像を時系列的に掲載しました。



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