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YouTubeよりコピー
今回は、2025年6月17日付けブログ「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅳ& 新秘密基地計画」の改訂版Vol. Ⅴで、同ブログで実施したベランダの打ち水効果を確認するために猛暑日に改めて温度測定しました。
計測日:2025年7月6日(日)相模原市南区=曇り時々晴れ/最低・最高気温=26℃・34℃
《起床午前8時測定の室内外の温度/湿度⇓》
温度 湿度 最低湿度(時間/温度) 最高湿度(時間/温度)
室内 28.5℃ 63%
室外 29.0℃ 73% 55%(13:00-14:00/34℃) 91%(0:00/26℃)
差異 ‐0.5℃ -10P
☝蒸し暑い猛暑日に室内外の温度・湿度を計測していつも驚くのは、窓を全開にしている室内の気温は室外より少し低いのですが、湿度は室内の方が大分低いことです。
通常は除湿をしてない限り、温度が低い室内の方が相対湿度は高くなるはずです。
まして複数の人間が生活している室内では外気の湿気に加えて人間自身や炊事等で水蒸気を余計に発生するので室内の湿度の方が高いのです。
さて、室内の湿度が低い理由は?
その答えは、室内の相当名量の湿気をセルロースファイバーが吸湿してくれたからです。
セルロースファイバーは自重の10%以上の水蒸気を調湿するので、例えば300kgのセルロースファイバーを屋根裏や壁内に吹き込むと、水換算で30リットル(30kg)以上の水蒸気を吸収したり放出したりできるのです。
何度も繰り返して恐縮ですが、本日7月6日(日)起床午前8時の室内温度は外気より0.5℃低い28.5℃でしたが、湿度は10ポイントも低い63%でした。
通常、気温が低いほど飽和水蒸気量は少なくなるので絶対湿度(単位空間1㎥中の水蒸気量)が同じであれば相対湿度は高くなるのですが、私のショールームでは室内温度が少し低いのに湿度も低くなっています。
起床時午前8時、扇風機も付けてない窓全開の室内は、湿度が63%と比較的低いので、風のない早朝の室内温度が28.5℃でも森林の中の別荘のような爽やかな朝でした。
でも、南東にせり出したベランダに直射日光が差し込むと、午前10時の床タイルの部分は52.5℃に上昇しました。
でも、ベランダに散水すると濡れた布部のベランダは33.7℃になりました。
今日の相模原市南区の午後1時の外気温度は34℃でしたが、保水性が増した布に約2時間間隔で4回/日の散水をした効果は絶大で、冷房を付けなくても窓を全開にして風機3台で清々しい一日を送ることができました。
非接触型の温度測定器で、直射日光が当たったベランダのタイル表面温度を測定、午前10時で52.5℃(散水前)と、素足だと火傷する程です。

散水した布の日陰部分は、表面温度が33.7度とヒンヤリ冷たいくらいです。

《以下は2025年6月17日付けブログの改訂版です》
私の自宅兼ショールームの2階南東ベランダは少し幅が広いので、夏は直射日光で火傷するほどタイルが高温になります。
なので、布を敷いて散水し、気化熱効果(打ち水)で冷却する試みを始めました(以下の3つのブログで紹介)
晴天の夏は35℃越えの猛暑が当たり前になりつつ有る昨今ですが、試行錯誤しながらも私のベランダ気化熱対策4回目となる本年度版をご紹介します。
2022年7月6日 「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!」
2022年7月30日「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅱ」
2024年8月7日「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅲ」
2025年6月17日「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅳ」
第三段では、ベランダにスダレと黒い布を張って日陰効果を確認し、その有り難さを実感しました!
直射日光の当たる部分は散水前の乾いた布の上だと本当に火傷する熱さですが、散水するとぬるいお湯位に感じ、スダレで日陰になった足元ではひんやり冷たさえ感じました。
散水効果の温度変化計測は2022年7月30日付けブログ「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却!Ⅱ」を見ていただくとして、今年の改定版は以下の通りです。
1.昨年スダレとして使った大きな黒い布はベランダに敷くことにしました。
2.ベランダの奥は布を敷かずタイルのままにして毛布等を高温乾燥させるスペースとして敢えて残しました。(これで、見栄えも少し改善されたような気がします。)
3.スダレはもう少し暑くなったらサッシ枠レールを利用して取り付ける予定です。

【改善その1】夏を過ぎればタイルに貼った布を区切ってロール状に収納。(右画像)
【改善その2】でも、展開すると見栄えが良くないので、手前部分は昨年スダレとして使った黒い布、奥部分は新たに4畳程の大きな黒い布でカバーしました。(下画像)
【改善その3】最奥部分は当初タイルのままにしてましたが、白い厚手の布を敷きました。(下画像)
【改善その4】シャッターフレームの溝を利用して樹脂フックを取り付けスダレを付けました。

《本日撮影した追加画像》
【改善その3】タイルむき出しのベランダ最奥部分⇑にも白い厚手の布を敷きました。⇓
【改善その4】掃き出し窓シャッターの上部フレームの溝を利用して樹脂フックを取り付けスダレを付けました。⇓
【改善その5】奥の掃き出し窓のベランダ側に扇風機を1台置いて網戸越しに室内へ送風すると、風のない日でも室内にそよ風が入り、室内の扇風機2台とともに風が南から北へ通り抜けるようにしてます。⇓

35℃越えの猛暑日が年々多くなっている日本の夏、屋根裏にセルロースファイバーを分厚く吹き積もらせて自宅で木陰の涼しさを擬似体験するのが贅沢だと思ってましたが、実際に日陰効果や気化熱効果の絶大さを体感すると、本物の木陰の下に高さの低い小さな小屋を建てたいと思うようになりました。
従来の計画では、ベタ基礎コンクリートに地熱を蓄熱する50㎡ほどの半地下の小屋を建てる予定でしたが、これでは固定資産税が相当かかり維持費も馬鹿になりません。
そこで、山小屋生活をもっと気軽に楽しむ方法を考えました。
それは、10㎡弱の小さな小屋で地均しした地面に2段のコンクリートブロッグを積みその上に置くだけのシンプルな小屋です。(下図面ご参照)
(床の水平調整はジャッキで小屋の四隅を持ち上げてスペーサーで調整できるし、非力でいい加減なな旦那が一人でできる最適なDIY小屋です!)
水道もありませんが、窓とドアを除く屋根・床・壁をセルロースファイバーで間欠なく断熱した上で、木陰の下に設置する小さな隠れ家です。
(冬でも小さな電気ヒーターで小屋は温まると思います。夏は木陰の下で風通しを考慮した自然換気構造にするので涼しいはずです。)
飲水は近くの道の駅で調達し、手洗いは雨水を貯水して、トイレはバイオトイレを別途設置予定です。(ある程度不便な方が秘密基地を楽しめるような気がします。)
電気は小屋を建てる時に工具で使うので予め東京電力に頼もうと思いますが、地目が雑種地になり固定資産税が上がるようなら蓄電池と太陽光パネルで対応する予定です。
また、木陰の下に小屋を設置する予定ですが、設置場所が日当たりの良い場所しかなければ、ペロブスカイト太陽光発電シートを6枚ほど屋根に貼って売電できれば良いなと思ってます。
いつになるか分かりませんが、秘密基地を建てる様子はYoutubeでご紹介したいと思ってます。






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